あたしの意識のないうちに終わった左腕の手術。
疼く・・・治まれ!左腕!!
ギプスで固定されるとね、疼くのよ傷口・・・実際。
ま、がっちり全部固定をされているわけではなく、親指の固定と
親指から下を添え木のようにし、包帯で固定をしているだけなんですがね。
ただ、医者からくれぐれも外さないように、濡らさないようにとしっかり釘を刺されたため、
あわよくば外そうかな~と思っていた魂胆は打ち砕かれました。
しかし、がっちりギプスをしたままでの生活はなかなか不便なもので、
如何に左手が重要か思い知りました。
単純な作業もわずらわしい・・・
普段何の気なしで出来たことができないのは本当にフラストレーションがたまるわけです。
濡れることにはかなり気を遣い
風呂に入るときは左腕をゴミ袋入れ、濡れないように口をシッッカリきびり、湯船に入れないように
手を上げたままで入る・・・
一週間後に病院に経過を見せにいくわけですが、とりあえずそこまでは我慢しよう。
もしかするとギプスから開放されるかも・・・
動ける以上少々作業効率が悪いが仕事は出ないといけない。
本当は自宅療養なりなんなりしたほうがいいのでしょうが、代えの人員はいないし、
何より、大恩のある所長に迷惑をかけられない。
・・・まあ、肘が固定されいないのでバイクは運転できるし~
左腕以外は普通に動けるので仕事は出来るのです・・・が
ここで大きな問題が・・・それは雨天
週間予報でまとまった雨が降るとのこと・・・
さあ困った。
ギプスをしたまま雨に打たれてつつ作業をし尚且つギプスを濡らさない方法・・・
正直無理な問題なのです。
まず考えたのはゴム手袋。
しかしこれでは固定されてる親指が入らない。
次にお風呂方式。
これも2、3時間確実に雨に打たれつつ細かい作業は出来ない。
それは無理な話
悩んだ私の目にとまったものは・・・手術用の手袋(大)
もちろん入るわけがない・・・がしかしこれほどゴムが密着してたらまず水が入らない。
問題点は2つ。
固定しているギプスが濡れない事
手術跡が濡れない事
・・・私は最終決断をした。
するすると封印を解く。
そして覆っているギプスの部分を外す。
すると、傷口を覆う包帯が。
つまり、ギプスを濡らさず傷口を濡らさない方法はその状態で手術用のゴム手袋をする事
予想通り濡れることはなかった・・・しかし、相当左に気をつけないと痛いわけで、
なかなかにヘヴィな体験でした。
さて、当然一週間でギプスが外すことが許されるわけがないのですが、
病院で実際傷口を見ることになるわけですが・・・
外される傷口を覆う包帯とガーゼ
ん?
あれ?思ってたのちゃう!!
てっきり親指の下ばっさり横にもしくは縦に傷があるものと思っていたのですが、
そこにはルイには約1㎝の傷。
しかも、縫われた後もなく一見するとタダの切り傷にしか見えない。
おかしいな?親指の下かなり痛みがあったように思えたのに?
かなり疼いてたのに?
すると先生はそれを察したように
「最新技術ってすごいでしょ」
・・・あぁ、すごいよ本当に。
それ以降は傷口を覆う包帯は取られ、ギブスで固定し骨がくっつくのを待つとの事。
そして今現在、お風呂ややむ終えない場合は外すことを許されている状態で、回復に向かって
順調みたいです。
早く完治をしたいものです。